井ノ本知明 総務部長

井ノ本知明総務部長 人物
氏名井ノ本知明
備考斎藤知事の側近4名の1人。
文書で告発された当事者の一人。
経歴【1992年度】兵庫県庁に入庁
【2007年度】企画管理部管理局人事課主査
【2009年度】中播磨県民局総務室地域企画課ビジョン専門官
【2011年度】企画県民部管理局人事課考査係長
【2012年度】企画県民部管理局人事課課長補佐兼調査係長
【2014年度】企画県民部管理局人事課定員給与班長
【2015年度】企画県民部地域創生課企画官
【2018年度】企画県民部地域創生局地城創生課長兼専門職大学準備室専門職大学準備課参事
【2020年度】農政環境部農政企画局総務課長兼人事管理員
【2021/4】企画県民局地域創生局長
【2021/8】新県政推進室次長(調整担当)兼企画県民部秘書広報室長
【2022年度】新県政推進次長(調整担当)兼総務部次長・秘書広報室長
【2023年度】県民生活部長
【2024年度】総務部長
【2024/7頃】体調不良により休職
  • 2013年頃、企画県民部管理局人事課で宮城県の被災地への職員派遣を担当していたところ、宮城県で派遣職員の受入担当をしていた総務部市町村長課長の斎藤元彦氏と知り合い、その後、齋藤氏の神戸市への帰省の際に酒食をともにするなど交流を続けた。齋藤氏が大阪府財務部財政課長に就任した以後は大阪市内で会食したこともあった。(情報ソース:第三者委員会報告書第4章
  • 斎藤知事の発足直後、2021年8月に新県政推進次長に抜擢された。(関連ページ:2021/8/10 新県政推進室の設置
  • 2022年4~5頃に、「原田とは仲良くするな」「片山副知事が井ノ本室長のご苦労を横取りしている。すでに陰では悪口を知事に囁いているかも、心当たりは?」というような匿名の怪文書が届いていた。後に、渡瀬西播磨県民局長から送られたと判明。(情報ソース:10/25百条委員会井ノ本元部長証言・2025/3/10丸山穂高氏ポスト
  • 告発文書の「②知事選挙に際しての違法行為」では、「選挙期間以前から斎藤元彦立候補予定者について、知人等に対する投票依頼などの事前運動を行った。」「論功行賞で、人事のルール無視でトントン拍子に昇任」と告発された。
    調査の結果、「自民党の県議会議員の要請で、県内各地域の人口動態等について情報を提供」しただけであり、「兵庫県職員としての職務を逸脱した行為とは言えない」「齋藤氏に対してのみ便宜を図る目的ともいえない。」「経歴や能力に照らして不相応な役職に任命されたとはいえない」と、疑惑が否定された。(情報ソース:第三者委員会報告書第4章
  • 告発文書の「④贈答品の山」では、「トレック・ジャパン株式会社がロードバイクを斎藤知事に贈呈したのは、PRを見返りとした贈賄罪。これらは全て井ノ本県民生活部長のアレンジ。」などと告発された。
    調査の結果、「個人への贈与ではなく、県への貸与。井ノ本氏のアレンジは認められない」と、疑惑が否定された。(情報ソース:第三者委員会報告書第6章
  • 2024/4中旬頃、渡瀬元県民局長の公用PC内データをプリントアウトした資料を、山口県議や迎山県議に見せた。(情報ソース:1/27百条委員会資料)
  • 2024/9/5の百条委員会に証人として出頭予定だったが、殺害予告や心身の不調の理由で不出頭となった。(関連ページ:9/5百条委員会
  • 2024/10/25の百条委員会に証人として出頭。(関連ページ:10/25百条委員会
  • 渡瀬県民局長の公用PCから発見されたプライバシー情報をプリントアウトしたファイルを所持したことがある。
    「そのファイルを持ち出したか?」との質問には、同席する弁護士に確認のうえ、「守秘義務違反と評価される違法行為はしていないが、その質問自体が守秘義務違反に関するものなので、証言を拒絶する」「元局長の公用パソコンの中身を証言できないと、私が守秘義務違反と評価される違法行為を行っていないということが証言できない」と回答。(情報ソース:10/25百条委員会
  • 2025/5/27、渡瀬元県民局長の公用パソコン内の私的情報を県議らに漏洩した疑惑を調査していた第三者委員会が、調査結果を公表。漏えいを認定。(関連ページ:秘密漏えいに関する第三者委員会の調査報告書
    この情報漏洩により停職3か月の懲戒処分となる。代理人を通じ、「私の業務行為が情報漏洩と認定され、誠に残念です」などのコメントを発表し、処分について不服申し立てを行う方針。(情報ソース:2025/5/27NHK
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