2024/7/2 プライバシー配慮申入書

資料集

プライバシー配慮申入書の概要

2024年7月2日、百条委員会に証人として出席予定だった渡瀬康英元県民局長の代理人から、百条委員会の奥谷委員長宛に、渡瀬氏へのプライバシー配慮を申し入れる書面が送付された。

後に判明した情報によると、回収された公用PC内の、不倫日記などのデータを公開されることが相当嫌だったようだ。

これが7/7の自殺につながったという見方をする人も多い。

プライバシー配慮申入書(全文文字起こし)

文書問題調査特別委員会 委員長 奥谷謙一 様
   ●●法律事務所
   電話 ●●●●●●●●
   ●●●●氏代理人
   弁護士 ●● ●●
謹啓
当職は●●●●氏(以下「●●氏」といいます)を代理して本書面をお送りします。
 早速ですが、文書問題調査特別委員会(以下「貴委員会」といいます)において、委員の一人から、人事課調査にかかる資料はすべて開示すべきだとの発言がありました。
 しかし、本件委員会の調査目的は●●氏が作成した告発文(以下「本件告発文」といいます)記載の事実の有無にありますところ、人事課調査においては本件告発文書作成以外の懲戒事由についても調査されており、本件告発文と関係のない資料も多数存在しております。その中には●●氏のプライバシーに関するものもあり、貴委員会において資料として利用されますと著しく●●氏のプライバシー権が侵害される結果を生じます。つきましては、貴委員会の円滑な進行、プライバシー権保護及び内部告発者保護の観点から(1)貴委員会におかれましても、人事課に対して、貴委員会に提出すべき資料については貴委員会の調査目的に資するものに限定すること、及び、プライバシーに関わる資料については貴委員会に開示されないか、適宜マスキングするなどの配慮をするよう要請されること(2)人事課から開示された資料については、貴委員会においてもプライバシーに関わる情報についてはマスキングの上利用されること及び、外部への情報漏洩事故のないよう厳重に管理されること(3)委員会の運営に関しては●●氏の基本的人権に最大級の配慮をされることを申し入れます。なお(1)に関してはすでに当方より人事課に対して、プライバシーに係わる資料については十分に配慮するよう申し入れいたしましたところ、人事課から●●氏に貸与されていたパソコン内のデータファイルのリストを見せられ、開示に支障があると考えるのであれば貴委員会に申し入れるようにと言われました。確認したところ全て本件告発文の真偽の究明には関係ないものでしたので、人事課に対しては当該データファイルの開示を求めないよう申し入れいたします。
   謹白

ネット上の考察

群馬大学早川由紀夫教授のポスト

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