12/25 百条委員会理事会

（主な発言）

〇委員長　奥谷謙一
委員会が有する情報の取扱について確認するため、急遽お集まりをいただいた。12月22日に開催された兵庫県知事選挙を振り返る市民の会主催の集会において、上野理事から12月17日に聴取した人事課の説明内容に関して、非公開である内容を参加者に話すということがあった。この模様はネット中継されており、ＹｏｕＴｕｂｅでも残っている。

このことについて、上野理事から説明をお願いする。

〇上野英一理事
12月22日の県民集会で、ゲストスピーカーということで私が呼ばれ、20分余り話をした。その中で２点、自分自身も問題だと思っているが、一つ目は、情報漏えいの問題である。質問タイムがあり、その中で質問を受けたのが、ネットでもずっと誤情報、臆測が流れているが、公用パソコンを押収したときに、私物ＵＳＢも押収して、私物ＵＳＢを後からパソコン本体に入れたという質問があり、●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●ということを私が言ったら、今度は立花氏がＹｏｕＴｕｂｅで流している、タイムスタンプのそごを持ち出して、証拠があるということが質問者から言われた。

その際に、分からないと答える方法もあったが、分からないと答えれば、また間違った臆測の情報が拡散するおそれがあったので、いずれその情報は共有される、あるいはオープンにされる情報であると認識していたので、自己判断で、あえてこれは百条委員会の非公表情報であるが、●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●と説明した。これはルール違反になるということを分かっていて、あえてもうここでは言わざるを得ないという判断であったので、月曜日の朝一番に●●●●にその旨報告をして、奥谷委員長にもその旨報告するよう言った。

それからもう一点が、委員会構成で、私が余分なことを言った。文書問題調査特別委員会の設置議案を提出するときに、自民党の北野幹事長と打合せをしたが、そのときに最初、北野幹事長の案は、交渉会派だけで12人構成という特別委員会の設置の案であった。私はそれは駄目だと、やはり議会全体として取り組んでいるという姿勢を示さないといけないから、非交渉会派の共産党も、あるいは当時、無所属が５人いたので、５人の代表ということで、最終的に15人編成で今のこういう形になったが、それを私がやったという言い方をしたがために、誤解を生むような発言になった。

それは、何でそういう話になったかといえば、今日委員会をやって、それから最終的に２月議会に向けて報告書の取りまとめをするのに、スタンスが違う維新の会が３人いらっしゃるので取りまとめが大変だろう。多数決で決めるものではないので、そういう意味では大変ということを言った際に、余分に、私はその特別委員会をつくったような言い方をしたので、非常に誤解を与える言い方になったということで、この２点について謝りたい、

〇委員長　奥谷謙一
先ほど上野理事から説明があったが、この件については財務部長からも情報管理の徹底について、私あてに申入れがあった。本委員会において情報の取扱については、あらゆる場を通して何度も注意喚起がなされている。

百条委員会はもととより、議会の信用にも関わるので、私自身も含めてお一人おひとりが、議員として自覚を持った責任ある行動をお願いしたい。

また、この際、併せて注意喚起しておきたいと思うが、●●●の説明聴取の日時を、増山理事がご自身のＳＮＳで事前に発信をされていたが、非公開としている理事会等の日時であり、ＳＮＳで周知することは、円滑な運営に反する行為であるので、今後気をつけていただくようお願いする。

これらのことについては、理事の皆様は、会派内他の委員への改めての周知徹底をお願いする。

（主な発言）

〇岸口みのる副委員長
先ほど上野理事から、スタンスの違う維新の会という発言があったが、決してそのようなことはない。

〇上野英一理事
それも誤解を与えるような言い方になったと思う。この間の議論を聞いていたら、スタンスが違うと私は感じ取ったので、そのような言い方をしてしまったが申し訳ない。

〇岸口みのる副委員長
私の先ほどの発言を理解されてないのか。維新の会は中立でやっている。私が申し上げているのに、スタンスが違うと決めつけで、また言っている。

〇上野英一理事
だから……。

〇委員長　奥谷謙一
分かった。皆さん、協力して進めていきましょうということで、その他ご発言はよろしいか。

〇庄本えつこオブザーバー
上野理事の問題はともかくとして、今までも情報漏えいが結構あったのではないか。例えば、この前の２人の議員がお話ししてくださる際に、メディアからこの方たちかと名前まで見せられた。どこからそういう情報をもらうのか。私は答えはしなかった。それから聞き取り調査が終わってからも、この方たちかという別のメディアからもメモを見せられる、そのときもお答えできないと言ってお断りしたが、この情報漏えいについて、私たちはアクションしなくていいのか。どういうアクションができるかは分からないが、共産党議員団でもまだそういったアクションを起こす検討はしていないが、すごく心配をしていて、どうしたらいいかということで、何かないか。

〇富山恵二理事
庄本オプザーバーが言われたのはもっともな話であるが、聞き取りした相手はこの方でしたかというのは、メディアが全て聞き出そうとしている話であるから、一々理事会で議題にする必要はない。

その事実に基づいて対策するのであればいいが、例えば、今２人の名前が出て、何々ですかって、それはたくさん議員がいる中で、いろんな情報を記者が集めて、確証を持っていないからいろんなところで聞いているだけである。

〇庄本えつこオブザーバー
例えばで出したので。

〇富山恵二理事
だから、その例が悪過ぎだと思う。

〇庄本えつこオブザーバー
そうであるか。

〇富山恵二理事
だから、それはそれとして。

〇委員長　奥谷謙一
もういいか。

〇丸尾まきオブザーバー
私も同じような聞き方をされて、同じように答えた。ただ、これからは報告書の取りまとめになっていくので、そのようなことが出てこないとは思うが、報告書をまとめる際に、勇み足で、まだ何かは出てこないが、原案が示されて、そこで問題が出ることがあるのかどうか分からないが、お互い慎重に丁寧にできたらと思う。

〇庄本えつこオブザーバー
誤解をされていると思うが、例についでてはそういう具体の例を言ったが、情報漏えい全体に対して何かできないか、どうしたらいいのかということを、例えば声明を出すというのも変であるが。

〇富山恵二理事
丸尾オブザーバーが言われた今からの報告書は、絶対に完成するまでは漏らしたら駄目というのは当たり前の話で、だから、漏れるのをどうしたらいいかは、前に公明党がいろいろ言われた。やはりそこは徹底的に探さないといけないぐらいのことの位置付けをもう一回今日確認して、今から最後の詰めのところはもう絶対漏らさないという形で、理事会のメンバー、それから委員会のメンバーだけがしっかりやればいい話なので、自信持ってやろう。

〇委員長　奥谷謙一
繰り返すが、百条委員会の情報の管理は議会の信用にも関わるので、私自身も含め、お一人ひとりが議員として自覚を持った責任ある行動をお願いする。