匿名怪文書の概要
2022年4月9日、渡瀬西播磨県民局長が、井ノ本秘書広報室長あてに「知事と一緒に前を向いて仕事をしていきたいと思っている一職員」を名乗って郵送した、匿名の怪文書です。
小橋部長や片山副知事の悪口が書き連ねられており、「知事が可哀想です」と心にもないことを書くことで、井ノ本氏室長を側近グループから離反させることを企図しているように見受けられる内容です。
公用PCには、「20220404遊びの相談2.docx」とのファイル名で保存されていました。この文書を2025/9/18にSAKISIRU編集部がnoteにて公開したので、当ページに文字起こしを掲載します。
なお、このページの執筆次点では、SAKISIRU上では一時非公開となっています。SAKISIRUのnoteはこちら。
匿名文書の内容(文字起こし)
(4月9日投函)
井ノ本秘書広報室長 様
私は一職員です。知事と一緒に前を向いて仕事をしていきたいと思っている者です。
誰に伝えたらいいのか分からないので、思いつきみたいな話ですが、室長にお伝えします。
この行動が日の目を見るのかどうか分かりませんが、自分の気持ちを黙っていられません。
匿名です、ごめんなさい。
4月最初の政策会議での知事の発言が伝わってきました。嬉しかったです。職員と一緒にやっていこうというおお気推ちが伝わってきました。
しかし、水を差すようですが、その前日にあった退職者辞令交付式を役職で区切り、知事からのグループと部局からのグループとに選別したことは、庁内で批判的に語られています。知事がそういう判断をされたのでしょうか?
職員とのコミュニケーションを大切にすると言われても、その職員は一部の上層部の方のみなのかと思ってしまいます。
知事の判断でないとしたら、そのように判断した人達はわざと知事と職員を離そう、遠ざけようとしているとしか考えられません。知事の評判をわざと落とそうとしているのでしょうか。
県議会でも、知事が矢面に立たされているのを拝見していると、知事の判断なのか事務方の手抜きなのか釈然としません。きっちりと議会と事前に調整すれば、行革条例の件もあそこまで揉めなくでも良かったような気がします。
竹内先生の質問も知事には酷な内容でした。竹内先生に告げロした職員もひどいと思いますが、事前に竹内先生にきちんと説明して、質問を調整出来る職員はいなかったのでしょうか?小橋部長は竹内先生と同窓で大の仲良しだと聞いたことがありますが、そのような努力はされたのでしょうか。
そういえば、小橘部長がワクチンを全く接種していないと職員の間で噂になっています。そうだとしたら、知事への裏切り行為ですよね。知事があんなに接種のPRに頑張っておられ、ご自身も感染で苦しまれたのに・・・・
片山副知事も上手に立ち回っているそうです。
知事の改革路線を焚きつけておいて、陰では、「知事には僕からよく言っておく。ちゃんと軌道修正させるから安心して」と言いふらしていたようですね。
今回の知事の方針変更も片山副知事の手柄となって、あちこちに語られるのでしょう。副知事はあの調子ですから、「無鉄砲な知事、それを改心させた良識ある副知事」といった構図を信じる人も多いと思います。ひどすぎます、知事が可哀想です。
誰が知事のためを思って、支えておられるのか。井ノ本室長が知事のことを心底大事に思われ、汗をかいて、走り回っておられることは、多くの職員が知っています。
でも、知事の足を引っ張っている取り巻きが多すぎます。室長の努力が無に帰していることが多すぎます。知事が可哀想です。
知事と一緒に頑張りたいと考えている職員が大勢います。その思いが通じますように。知事にも、是非、お伝えください。

参考
この文書が投函されてから約1か月後、井ノ本室長に2通目の匿名怪文書が送付されています。詳しくは、以下のリンク先を参照ください。



